中古バイクの買取にボディカラーは関係するのでしょうか?高く売れる中古バイクとはどのようなバイクでしょうか?解説します。

1.中古バイク買取にボディカラーは関係する?

中古バイク買取にボディカラーが関係するかどうかについて解説します。

1-1.バイクは車に比べボディカラーで価格は変わらない

中古車の買取時の価格はボディカラーによって大きく変動します。一般的に黒と白が高額で査定されるため、車の購入時に売却することを考えて白や黒を選ぶ方も多いようです。

いっぽう、バイクは車ほどボディカラーによる査定価格の変動はありません。バイク全体のおよそ9割ほどは色によって価格が高くなったり、低くなったりすることはありません。車は黒や白、シルバーなどの保守的な色が好まれる傾向があり、明るい色の価格が低くなることが多いようですが、バイクの場合は明るい色でも安くなることは少ないようです。

1-2.年式が新しければオプションカラーが高く売れる

年式の古いバイクではオウションカラーの価値は下がりますが、年式が新しければ、特に現行モデルであるなどの好条件が揃えばオプションカラーは査定に有利に働くでしょう。

1-3.センスが良ければカスタムペイントも査定に有利

センスが良く、万人受けする出来栄えの良いカスタムペイントのバイクは場合によっては純正のバイクよりも高く査定される可能性があります。ただし流行の傾向や車体とのバランスなどによってはかえって安く査定されることもあるでしょう。

2.高く売れるバイクは?

ここから高く売れる中古バイクとはどのようなものか、解説します。

2-1.純正パーツが揃っている

バイク好きはカスタムをして乗っている人も多いのですが、中古バイクを売却する場合は外していたとしても純正パーツを持っていくと査定でプラスに働くでしょう。バイクは一般的に純正の価値が評価される傾向があります。しかし店によってはカスタムバイクとオリジナルのバイク双方を売っていることもあり、その場合はカスタムパーツと純正パーツの両方を見せることで査定に有利になることがあります。これは顧客にカスタムして乗るかそのままで乗るかの選択肢を与えることになり、販売店にとってもメリットがあることだからです。

2-2.エンジンがかかる

これは当たり前のようなことですが非常に重要な点です。バイクを査定に出す前には正常にエンジンがかかるかどうかを確認しておきましょう。特に注意しなければならないのは長期間乗らずに保管していたようなバイクです。ガソリンが抜かれずに燃料タンクに入っているとガソリンが劣化し、エンジンが掛からなくなってしまうケースが多いので注意が必要です。

ただ、エンジンがかからないバイクでも売れないというわけではありません。しかし、日頃からメンテナンスをかかさず、良い状態に保っておくに越したことはありません。

2-3.きれいに洗車してある

バイクの査定時には持ち主のバイクの扱い方も同時に査定されているのと同じことです。査定時にバイクに埃がかかっていたとしたら、持ち主がそのバイクを大切に扱わず、放っておいたような印象を与え、査定には決して有利に働きません。バイクを売る前にはきれいにしておきましょう。ただ、傷や凹みに関しては無理に自分で直すよりはそのままにしておいた方が良いと言えます。下手に修理してかえって傷をつけたり、磨きすぎて下地が出てしまったりする恐れがあります。

3.まとめ

中古バイクの買取にボディカラーは関係するのか?高く売れる中古バイクとはどのようなバイクかについて解説しました。みなさんのバイク売却の参考になれば幸いです。