あなたが使っていたバイクを売却するとき、どのようなポイントに注意すればよいでしょうか?この記事ではより高く売れるために知っておくべきポイントを解説します。

中古バイクが高く売れる時期は?

中古バイクの査定金額は一年の中でも季節によって変わります。簡単に言うと、需要が大きい=バイクを買いたい人が多い時期に高く売れやすい傾向があります。具体的には、春と夏がバイクを売るのに高値がつきやすい季節です。春は新年度から始まる生活に備えて購入する、夏はお盆や夏休みといった大型連休にレジャー用に購入、または買い替えるといった需要が多いからです。

ただ、年間を通して比較的高値がつく時期があるのは間違いありませんが、比較的新しいバイクについては時期を待つのは危険です。なぜなら、バイクは新しい年式の方が高く売れる傾向があります。使っていない期間にパーツが劣化することや、車検や保険の期限が短くなることも買取金額の低下に影響します。

したがって、新品でおよそ3年以内に購入した新しいバイクに関してはなるべく早く売ることが重要になります。古いバイクは時期を待つために多少の時間経過した程度でそこまで金額に差は発生しないので、春や夏の買取ピークの時期を待ってもよいでしょう。

バイク査定で気をつけるべきこと

バイクを売却する際にはまず査定をすることになります。複数の会社に査定を依頼することでより高い金額を提示したほうに売却することができます。2社目、3社目に査定してもらう時にはそれまでの査定額を交渉材料にできるので、非常に大きな武器になります。

査定を依頼するのには1社ずつ登録するのが手間なのでは?と思うかもしれませんが、「バイク 買取 比較」などで検索すると複数の会社に一括で査定を申込みできるサイトもありますのでおすすめです。

また、査定士と話をする際に注意点があります。当然ですが、査定する側としては実際に買取に至ることを望んでいます。査定士に「あやしい」「何か隠してる」と思われてしまうと、危険を察知して低めの査定額をつけられてしまうことがあります。バイクの事故歴やこれまでのメンテナンス、傷などの経歴は、大抵の査定士にはごまかせないので正直に話すようにして下さい。

軽自動車税を忘れずに

バイクにかかる税金は忘れがちな方も少なくないかと思いますが、毎年4月1日の時点で所有者に課税されます。バイクを高く売るために時期を待っていたらそれ以上の自動車税が発生した、というケースになってしまっては元も子もありませんよね。

まとめ

中古バイクをより高く売るためのポイントを説明してきました。まとめると、春夏が比較的高値の時期、ただ新しいバイクは即売却したほうがよいこと。複数の会社に査定してもらい、査定士には正直に今まで乗ってきたバイクについて話すことが重要でした。人と人とのやりとりなので、バイクを売りたい気持ちやどの程度の金額で売りたいかをしっかり伝えることが大切です。